両親と自分の老いの今日この頃

10月もあっという間にもう下旬、上旬はまだまだ日差しが厳しかったですが、ここへきて秋の長雨、一気に気温も下がってきた気がします。昨日は、掛布団を冬用の厚い方に取り換えました。

昨日は、両親たちが先週父の腰の不具合で延期した有馬へ出向いたようでしたが、帰宅してみると何やら双方ともに機嫌が悪い・・・こちらも何が何やらさっぱりわからないまま、母も湯疲れのためか夕食の用意も普段とちがい虫やしないの和菓子を買っていた模様なのですが、どうやら父は帰宅後すぐそれを食べられると思っていたのに、私が帰宅するまで(一緒に食べるまで)待たされたのが原因の様・・・やれやれ。

夫婦というのは、何年たっても大変ですな。

父も最近実際、さらに気が短くなってきた気はします、なんだかもともと会話もかみ合わない感じでしたが今までは母が折れていたのが最近もう我慢が出来なくなってきた模様で・・正直ほんとに「まあ、これは死ぬまでなんとやら・・」です。

今年私が知って、ロールプレイモデルに決定、尊敬する吉沢久子さんの亡くなったご主人は「封建的リベラリスト」で、外では女性の自立を訴えていても、家の中ではお茶ひとつ・靴下ひとつ自分で用意すること等考えもつかない昔気質の旦那さんだったそうです、今ならSNSとかで間違いなく炎上するタイプですね(笑)

昔の男の人なんてそんなもんかもしれません。吉沢さんでさえ、ご主人が亡くなった後、しばらくはさすがに何もする気が起きなかったそうですが、その後反動か(?)「独りがとても快適であること」をご自身も繰り返し語られ(実際とても愉しそう)ご主人のお亡くなりになった後もう既に今年33年だそうです!!

自分は結局「生涯未婚率」統計の完全モデル(?)であり、尊敬する吉沢さんのような、結婚の修行はしてませんが、暮らしの自立(経済力の大小ではなく)ということに関しては女性は割に男性より自立できるような気がしてなんだか、まんざら悪くないかな?なんて気がしてます。

これも、先日書いた「小笠原先生」の在宅ひとり死の例を知れたからかもしれません。

母は、私がいることで父への愚痴を話せるので精神的バランスが少しとれるそうです(笑)まあ、そんなくらいの親孝行ができるというのはありがたいことかもしれません。まあ、子としては「両親は仲良く睦まじく」が理想なんですが・・・これも子の都合ですかね(笑)

実は最近、父が好んで録画しているNHKの100分de名著 の6月放送の「維摩経」の再放送を見て、ものすごく興味が出て、父が買っていたテキストを取り上げて(?)毎日のように読んでいます。正直すごく面白いです!母は父のうんちくが大嫌いなのですが(私も長いのは本当にヘタだなといつも思いますが)父には昔から時折、大乗仏教のはなしや、歴史の話を語ったり質問すると答えてくれたりしたのは、実は私は気に入っています。

維摩は方便を使って教えを巧みに説いてくれます。自分の都合について考えたり、「生・老・病・死」いかに関わるか・・両親と自分の老いを見るうちになんだか、正に丁度良いテキストが得られた気分です。

でもまあ、でも仲良くやってくださいよ~それもまた一つの布施なんですからね~