靖子の夢: 私には、くすっとわらえて、しみじみして、またすこし元気になれるそんな本でした。




久しぶりにのぞいた、「ほぼ日」で知りました、光浦靖子さんの手芸本「靖子の夢」(沢口靖子さんの夢でないのもなんか正直ぐっときたタイトル)

これには、年下ではありますが、おひとりさまのご同輩(?)の出された本として、同じく地味おひとりさまのわたくし、激しく反応してしまいました、表紙の写真もすごくいい雰囲気です!!

そもそも光浦さんは(恥ずかしながら今回はじめてしったのですが)
2012年から第1冊:『男子がもらって困るブローチ集』
そして、さらに進化した「行き場のない母性」「こじれゆく乙女心」から、より手芸の腕を磨いて 2014 年に発売された第2冊:『子供がもらって、そうでもないブローチ集』を出されて今では手芸作家としての評判も高まっていたようです。

芸人さんらしく、普通の手芸作家の方の正統派の手芸本とはちょっとちがう(?)タイトルですが、なんだかもう地味おひとりさまにはもうドストライクの香りがぷんぷんする!!と思っていましたが、

アマゾンの商品紹介には数々の魅力的な紹介がつづきます・・・
しかし私はまず、これ、

4.時の流れを失わないように。「靖子のカレンダー」つくりました。
年を重ねていくと一年が早い。周りは結婚、子供、離婚、再婚、と、時が流れている中、これといった出来事がない。 そういう中、「時の流れを見失わないように」カレンダーをつくりたい、という企画から、 月ごとの作品をつくり、「靖子のカレンダー」をつくります。

この箇所に激しく反応してしまいました!「これといった出来事がない」そんな中、「時の流れを見失わないように」いやはやほんとうに実感いたします、いたしますの日々。うっかりしすぎでこのありさまの私でしたが、私だけじゃなかったんだ!!と恐ろしく正直このフレーズに癒されました。

気付くとすでにお取り寄せボタンを押す私、そしてあっというまに届きましたが、想像以上にほんとにすごくよかったです!!

前二冊のレビューでも多くの方が絶賛する手芸家としての光浦さん、ニードルフェルトの作品はどれも色鮮やかできれい、沖縄の魚の作品群は本当にちょっとびっくりするほど。お笑いのページはあまりいらないと言う方の意見もよくわかる気がします、しかしそれでも私には芸能人のエッセイと手芸本のこの形態がすごくすごくよかったです。

光浦さんの”独身女性の様々な想いを綴ったエッセイが冴えわたります”は本当にうなりました。靖子さんの妄想(失礼)夢の沖縄のカフェ「靖子劇場」はもう「かもめ食堂」みたいな雰囲気で、なんだかとてもおしゃれ、でもヘン顔入ってて思わず笑ってしまえたりと、ちょっと「おしゃれすぎない」のもポイント高い!!

ほぼ日ではさらに手芸観、人生観までのお話が続いています、うーむ深い。今日のにも励まされました!!

自由な創造力がないならないで、
細かいことをグダグダ言わずに
コツコツ、コツコツつくる。
そうすると、自由な創造力がある人とは
また違う作品がうまれるんです。

もうすっかり光浦さんのファンになってしまいました。
くすっとわらえて、しみじみして、またすこし元気になれる、私にはそんな本でした。

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